中細挽きは、コーヒー豆の挽き方の一種で、グラニュー糖ほどの粒度になります。中細挽きは、ペーパードリップやコーヒーメーカーなどで抽出する際に最適な粒度です。一般的にスーパーなどで行っているグラインドのコーヒーは中細挽きに設定されていることが多くあります。
ペーパードリップは、コーヒーメーカーのように自動ではなく人の手で調節しながらコーヒーエキスを抽出することができます。そこで温度を85℃程度にしたお湯を使い、じっくりと抽出させることでクリアな深みをもたせることができます。
このように、コーヒー豆の粒度が粗すぎると、すぐに滴下してしまいコーヒーの風味を引き出すことができず、かといって粒度が細かすぎると、ペーパーフィルターは目詰まりを起こしてしまうために、中挽き~中細挽きがペーパーフィルターにとっては最適な粒度となります。