UTZ Certifiedとは、生産者から焙煎業者、小売、消費者までを追跡可能にした、生産者と市場の両方のニーズに沿った、社会・環境的に責任を持ったコーヒー生産のための認証及びトレーサビリティプログラムのことです。UTZ Certifiedコーヒーは、責任ある方法で栽培・収穫・販売されたことを保証しています。
UTZ Certifiedコーヒープログラムは、世界中の様々な地域でその認証を受けたコーヒーを購入するブランドが増加していることに伴い、その重要性が高まり、世界的な急成長をしています。現在では、サステナブル認証コーヒーの約5割がUTZ原料によるものです。
UTZは、もともと、1990年代に、Nick Bocklandt(グァテマラ人)と、Ward de Groote(オランダ人)が、コーヒー市場における消費者向けの認証ラベルを検討する中で発案されました。
コーヒーの生産者であったNickは、責任ある農業経営を評価する世界的なプログラムの必要性を考えており、また焙煎業者のWardは、認証されていないコーヒーの多くも適切な農業実践によって生産されている、持続可能な品質であることを世界的な市場で認めさせたいという思いから、このUTZプログラムを立ち上げました。1999年にグァテマラにオフィスが設立され、2002年にオランダに本部が開設されました。
UTZプログラムは2002年に市場に参入し、それ以来世界的なサステナブルコーヒープログラムの一つとして成長し、認められています。